分かる人は分かる一言:「メタルマスター」って邦題なんとかしてくれよ!
「MSXって何だ!?教えてくれ!!」


  MSXはパソコンなので、ゲーム機と比べると少々とっつきにくい点がけっこうあります。また、入手しづらいという点も相まって、手を出すには少し勇気が必要になるかもしれません。

  しかし、素晴らしいゲームが沢山ありますし、プログラムも出来るなど、体験しないと絶対に損であります!

  以下で分りやすく(そのつもり)解説させていただきましたのでぜひこの機会にMSXの世界にドットインしてみてくださいませ!




MSXとは?
  まず最初にMSXはゲーム機ではありません。専用モニターを使わなくても、自宅にあるテレビに繋いで(AV出力)簡単に使用できるキーボード一体型のパソコンです(キーボードが別のセパレートタイプも有り)

  MSXは1983年に「世界統一規格」ということで、アスキーとマイクロソフトによって提唱され、多数の電気メーカーから発売されました。やはりパソコンなのでプログラミングや各種ソフトウェアを使っての色々な作業などが出来る、今現在のパソコンと目的は全く同じです。その後、1985年に「MSX2」、1988年に「MSX2+」、1990年に「MSXturboR」と、上位互換として性能をどんどん上げてMSXは進化し続け、最終的には100種類を超えるハードウェアが発売されました。

  MSXはパソコンなんですが、ゲームも勿論発売されており、これがまた素晴らしい作品が盛りだくさん!コレはプレイしない手はありません。しかし、知らない人は全くと言っていいほど知らない代物なので取っ付きにくいかもしれませんが、勇気を持ってMSXの世界にドットインしてみましょう!
各ハードの性能の存在
  MSXの性能はRAM(メインRAM)VRAM(ビデオラム)で表されます。単位はKB(キロバイト)になります。ここで注意点がひとつ。MSXのバージョンが同じでも性能が違うハードがあるという事です。

  例えばナショナルのMSX1「CF-2000」の性能は「RAM:16・VRAM:16」ですが、同メーカーのMSX1「CF-3000」の性能は「RAM:64・VRAM:16」となっています。ですので、同じMSX1でもハードによって性能が異なるものもあります。

  これらの性能はソフトを動かすのに必要なものですので、大変重要な点になります。
各ハードの機能の存在
  MSXではプログラムを組み、それらのデータを保存しておくフロッピーディスクなども使用されます。また、ゲームもフロッピーで出ているものも多いです。よって、フロッピーディスクを使える環境を整えたいところ。しかし、ハードの中には標準でフロッピーディスクドライブが付いていないものもあるので注意が必要になります。そういう場合は外付けのフロッピーディスクドライブを使用するわけですが、別途買う手間などを考えると標準装備のハードを選びたいです。

  また、MSXには素晴らしい「FM音源」というものもあります。MSX2+以前のバージョンでは「FMパナアミューズメントカートリッジ」というROMを差し込むことでFM音源を得られます。また、MSX2+からは標準で装備されており(パナソニックのFS-A1FXは除く)これがまた素晴らしい音源なのです^^この機能もぜひ使いたいところ。
ソフトの種類と起動に必要なバージョン・スペック、また環境
  MSXのソフトは数も種類も多く非常に充実しております^^「ROM・BEECARD・フロッピーディスク(1DD・2DD)・テープ」などなど。様々なソフトを使用することでMSXの世界も一段と素晴らしいものになります。これらのソフトを動かす為には大きく分けて3つの条件を満たさなければなりません。

  まず一つ目の条件は「MSXのバージョン」です。MSXには上で紹介したように「MSX」「MSX2」「MSX2+」「MSXturboR」と4種類存在します。ですので、使用するソフトがMSXのバージョンに合っていないとプレイする事が出来ないので注意が必要です。例えば「MSX2」対応のソフトを「MSX1」では使用できません。ちなみに現バージョン以下のバージョンに関しては大丈夫です。例として「MSX2+」では「MSX」「MSX2」「MSX2+」のソフトが全て動きます(中には例外もあるらしいが)この部分が非常に重要です。またソフトの中には「MSX2/MSX2+」という感じで対応バージョンが2つ記述されているものもあります。これはどちらでも動くという意味で、双方のバージョンで起動してもそんなに大きな違いはないようです。

  2つ目の条件は「スペック」です。ソフトを動かす性能がハードに無いとソフトは起動できません。MSX1のソフトの場合は「RAM」の性能を必要とします。例としてMSX1のソフト「グラディウス」は起動するのに「RAM8」が必要となりますので、その数値を満たす性能を持つハードが必要になります。MSX2以降のソフトは「VRAM」の性能が必要になります。ですので、ソフトを買う際には自分の持っているハードで動かせるかよく調べることが必要となります。ここら辺がやはりパソコンですよね^^

  3つ目の条件は「環境」になります。ROMの場合は本体に標準装備されているROMスロットを使えばいいのですが、BEECARDを動かすには「BEEPACK」が必要で、フロッピーディスクのソフトをプレイするには「フロッピーディスクドライブ」が必要です。さらにカセットテープのソフトを動かすには「テープレコーダー」が必要になります。

  BEECARDとは、名前のとうりカードタイプのソフトで、PCエンジンのHuカードとそっくりです(笑)このソフトを動かすにはハドソンの「BEEPACK」というカードキャッチャーが必要になります。しかし難しいことではありません。このカードキャッチャーはハードのROMスロットを利用するものなので、BEEPACKをROMスロットに挿し込み、さらにそのBEEPACKにBEECARDを挿し込めばOKです。

  フロッピーディスクのソフトを動かすにはフロッピーディスクドライブが必要なんですが、これはハードに標準装備されていない例がけっこうあるので注意が必要です。また、MSXのフロッピーディスクには「1DD・2DD」の二種類があり、ドライブも1DDタイプと2DDタイプの二種類があります。2DDは1DDの上位互換ですので、2DDフロッピーディスクドライブでは1DD・2DDの両方が使えます。逆に、1DDフロッピーディスクは2DDドライブでは動かせませんので注意しましょう。ですので、ドライブは2DDのものを選ぶと良いです。また、外付けのドライブもあって、そちらは標準装備のものより丈夫らしいです。詳しいことは分りませんが(笑

  テープのソフトはテープレコーダーが必要です。しかし、こちらはハードに標準装備されている例が少ないようで、外部からの拡張になる例が多くなると思います。その場合、本体後部に「TAPE」などと表示されている「カセットインターフェース」という挿し込み口に、専用のコードを使って接続するわけです。ちなみに、MSX後期のハードには、カセットインターフェースが無い場合があるので注意してください。
RGBモニターでMSXを楽しもう!
  MSXは上で紹介したとうり、専用モニターを使わずともAV出力でテレビに画面を映し出すことができます。別途モニターを買う手間やお金を考えると非常に嬉しい設計であり、またMSXの世界に入りやすい要因のひとつになっていると思います。

  AV出力でMSXを楽しむのもいいのですが、せっかくRGB出力があるので、もし機会があればモニターを用意して、RGBの凄さを体感してみるのもいいかも知れません。効果は絶大で、一度RGBを体験するとAV出力には戻れなくなってしまうこと必死!映像がハッキリ・クッキリします<表現が難しいです(笑

  MSXのRGB出力の端子の形状は、MSXに挿す方が「丸型8ピンタイプ」で、モニター側に挿す方が「21ピンタイプ」のものです。この線がかならず必要になりますのでいろいろ探して見ましょう。

  肝心の映像を映し出すモニターなのですが、専用モニターを使うのも手ですが、21ピンのRGB入力機能を持つ家庭用のテレビでもOKです。今現在のテレビには少ないかも知れませんが、一昔前のテレビには21ピンのRGB入力を持つモノが存在します。家の倉庫などに、もしかしたら眠っている可能性があるかも知れませんので、探してみるのも手かも知れません。実際に、札幌ころすけは倉庫で眠っているテレビを掘り出しましてRGBを楽しんでおります(笑
結局どのMSXを買えばいいの?
  MSXはおびただしいハード数なので「どれを買えばいいんだい!」となってしまいます(笑)ここで、札幌ころすけがMSXを選ぶための条件を4つ作ってみました。これからMSXの世界に入る方の道先案内になれば嬉しいです。

  条件1:バージョンが「MSX2」以降であること。
  条件2:カセットインターフェースが装備されていること。
  条件3:2DDフロッピーディスクドライブが装備されていること。
  条件4:FM音源が内臓されていること(MSX2+以前の場合はFMパナアミューズメントカートリッジを用意する)

  条件1は、やはりたくさんのソフトを動かせる点で条件に加えました。最上位互換のMSXturboRがやはり一番良いのでしょうが、値段がものすごく割高になってます。また札幌ころすけが触った事がないので触れないでおきます(笑)MSX2+はMSXturboRと比べると格段に安いです。しかし、MSXturboRとMSX2+は、対応ソフトの数がかなり少ないですので、特にやりたいソフトがなければMSX2でも良いでしょう。こちらはさらに安く手に入ります。色々な選択肢がありますが、値段が安い「MSX2」「MSX2+」のどちらかを買われてみてはいかがでしょう?

  条件2はカセットテープのソフトを遊びたい人だけの条件です。とくに使いたいと思わない人は飛ばしてかまいません。テープレコーダーを接続するカセットインターフェースは、後期のハードには無い例が多いですので注意が必要です。ハード本体を良く見て確認しましょう。

  条件3はフロッピーのソフトを動かすのに絶対に必要です。2DDディスクドライブは「1DD」「2DD」両方のディスクを読み込めるので絶対にお得です。かならず2DDドライブを選びましょう!外付けドライブという手もありますが、別途買う手間も省けるということで標準装備を条件に入れました。ここで注意点があります。MSXにかぎらずフロッピーディスクドライブは非常に壊れやすく、いざ店やオークションで見つけても壊れているものがかなり多いのです。ちゃんと動作するかよく確かめましょう。

  条件4は「せっかくFM音源という素晴らしいものがあるんだからそれを体験しない手はないよ!」という理由でつけました(笑)MSX2+から全てのハードで標準装備になっているので安心です。しかしここで例外があり、MSX2+で唯一、パナソニックの「FS-A1FX」にはFM音源が内臓されていません。なのでFM音源を体験したい人はこれを買うのは辞めた方がいいかもしれません。またもう一つ注意点があります。ソニーのMSX2+には欠陥があるらしく「FM音源の音割れ」が生じるようです。ですのでソニーのMSX2+「HB-F1XDJ」「HB-F1XV」の二つは辞めた方がいいかもしれません。MSX2+以前のハードでしたら「FMパナアミューズメントカートリッジ」というROMを別途用意することでFM音源を得られます。MSX1・2ユーザーの強い見方です^^

  条件を4つ勝手に作ってみたんですが、好みに合わせて買うのも良いので買う前に色々調べてみましょう。MSXのソフトウェア・ハードウェアを調べるには以下のホームページが素晴らしく、本当に情報が充実しております。ぜひ利用しましょう!札幌ころすけオススメ!

Tagoo
MSXのソフトウェアを大量に検索できます^^ほんとうにデータ量がハンパじゃないです!紹介ソフトウェア数1000本以上には脱帽!また、対応バージョン・スペックも紹介されているので便利です!
MSXのページ ページ内のMSXハードウェアデータベースでは物凄い数のハードが紹介されています!役に立ち過ぎるのでぜひ行ってみましょう!wszk様に感謝です^^
MSX Database MSXソフトウェアの、発売元・版権元・プレイヤー数など、かなり詳細に検索できます!またなんと周辺機器も検索できてしまいます!これは素晴らしい!ぜひ利用しましょう^Д^v

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